雑記 直接死因と原死因の扱い 世の中にはいろんなニュースが流れています。中には残念ながら、個人の死を報道するニュースも多くあるわけですが、、、皆さんは「死因」と聞くとどういうイメージを持ちますか?もっと言うと、そういった死因にまつわる報道について、“原死因”と“直接死因... 2023.10.13 雑記
雑記 寝当直 皆さんが思っている以上に法医学者は薄給です。法医学者は“大学教員”であり、「大学病院の医師」とは給与体系が全く違います。つまり、そこにおいては、何ら医師であることの恩恵は受けられないのです…。、、、しかし!医師免許があることで”臨床医”とし... 2023.10.05 雑記
雑記 スマートデバイスによる死因究明 スマートフォンは言うまでもなく、最近はスマートウォッチを着けている人が増えてきています。若者だけでなく、ある程度年を重ねた人でも着けている人がザラにいますもんね。(…実は、私も使ってます。)すさまじい普及スピードですねーッ!!…そうなってく... 2023.08.14 雑記
雑記 なぜ法医学者に作家が多いか? 〜法医学者の定年後問題〜 日々多くの本が出版されています。法医学の教科書に関しては、近年では出版が減り、さみしい時代ですが、逆に法医学に関連したエッセイ・小説というのは、現代でも定期的に出版がされていますよね。これは何故なのでしょうか。法医学者には文才が多いから?そ... 2023.07.21 雑記
雑記 死因研究所の設立が難しい理由 Twitterにて、「今の法医学者の立場は不安定すぎる」そういうお話をしました。ここでも簡単に説明します。…法医学者は大学からお給料を貰っています。それは大学で、大学生への教育や、法医学に関する研究を行う対価として頂いています。「あれ、法医... 2023.07.06 雑記
雑記 小児の解剖 赤ちゃんや幼い子どもの解剖はつらい。。それはどの法医学者にとっても共通の感情だと思う。…自身や自分の子供に置き換えて、多かれ少なかれ悲しみがやってくることはままあるが、だからといって別に、「ご遺体が歳を取っていれば、そのつらさが軽減される」... 2023.06.26 雑記
雑記 法医学会と臨床系学会の違い 実は先日の法医学会に先立って、別の臨床系学会の集会に参加していました。そちらも言わずもがなで勉強になることばかりで、規模も大きく、大変充実していたのですが、それと法医学会との違いを今回は書いていきたいと思います。最初に断っておきますが、「法... 2023.06.10 雑記
雑記 臨床を学ぶということ 私は事ある毎に「法医学に入るなら臨床経験を!」と、口酸っぱく言っています。この理由は法医学で働く上において、・必要最低限臨床のことを知らないと診療情報が分からないから・臨床バイトが制限されてしまうからなどが主な理由です。…ここで言う“臨床経... 2023.05.26 雑記
雑記 ひとり暮らしの死亡者 ひとり暮らし、、、年々単身者世帯は増えてきています。肌感として、法医学にやって来るご遺体も同様に、単身者世帯は増えているように感じます。…単に“ひとり暮らし”と言うと、多くの人は”独り暮らし”…つまり「孤独な単身者」というイメージ思い浮かべ... 2023.05.25 雑記
雑記 死因の難しさ “死因”というものはとても複雑です。それは、死因はなかなか数字で表すことが難しいからです。…私はよく「死因の究明は究極のエキスパートオピニオンである」と表現します。エキスパートオピニオン、、、専門家による意見。そのエビデンスレベルは決して高... 2023.04.29 雑記