先日、厚生労働省HPの医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会ページにて、下記のような資料が公開されました。
医師臨床研修(いわゆる“研修医研修”)の指導者向けガイドラインですが…


↑画像の通り、法医学に関する文言が新設されています!
また、法医の研修を行う場合の研修施設としては、法医解剖の実施施設が考えられる。
9)法医解剖の実施施設
研修目的:死因究明における医師の社会的役割を認識するとともに、その業務の実際を学ぶ。
研修方法:大学法医学教室、監察医務機関その他の法医解剖を実施している施設において、死因究明の社会的意義や制度に関する講義を受けた後に、死体検案、法医解剖、死後画像検査、薬毒物検査、死因判定等の各プロセスにおける高度な知識・技能習得に向けた実務研修を行う。
法医解剖は原則大学で実施されますので、おそらく“大学病院”を念頭に置いた記載だと思います。
もちろん、必修・強制ではなく、『選択研修の一つに』ということですよ。
元々、一部大学病院では、臨床研修の中に【法医学】が選択できるコースがありましたが、それが晴れて明文化された形ですね。
…
もう一言、、、【素晴らしい!】という言葉に尽きますよッ!!
「そう言っても、短期間なんでしょ」
「こんなの、研修医の有給消化のために使われるだけじゃん」
「意味ない、意味ない」
そんなご意見もあるかも知れません。
ただ現状、医者の中でも全く存在感のない法医学…。
それが医師、まして将来がまだ確定していない研修医の段階で認知してもらえる機会が出来るというのは、最&高としか言えません!

嗚呼、泣ける…
…
内容としては、【講義+実務研修】という形で、解剖実施施設であることが前提であるわけなので、おそらく法医解剖に接する機会もあるのでしょう。
これは、別に法医学の道を目指す/目指さないに関係なく、その先も臨床医として活躍する上でも有益な研修に絶対なります!!
なので、「法医学者になるわけじゃない」という研修医の方も、興味があるなら、積極的に選択すべきだと思いますよッ!

来たれ
…
いやぁ、全国の大学病院に広がっていくと良いですね〜。
ガイドラインに文言が出てきたということは、今後広がる可能性は十分あると思っています!

嗚呼、期待です期待です。